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初めてのホームページ制作ガイド|プロが解説する失敗しないための完全マニュアル【2025年版】

2025-06-20

監修:久保谷 太志

経済産業大臣認定 中小企業診断士 / Web制作ディレクター

ホームページ制作初心者向けガイド

はじめに|なぜ今「ホームページ制作の基本」が重要なのか?

今や、ホームページは企業や個人事業主にとって「名刺」や「パンフレット」以上の存在です。
商品やサービスを知ってもらう最初の接点であり、信頼やブランドの印象を左右する重要な資産となっています。

しかし、いざホームページを作ろうと思っても、

  • どこに依頼すればいいかわからない
  • 自分で作れるのか判断できない
  • 費用感が不透明で不安
  • 制作後に何をすればよいか想像できない

という声は少なくありません。とくに初めてホームページを作る方にとっては、「わからないことがわからない」という状態が最大の壁になりがちです。

そこで本記事では、ホームページ制作の流れや構成、費用、業者選び、SEO、公開後の運用までを初心者にもわかりやすく解説します。
読み終わる頃には、「自分にはどの方法が合っているか」「何から始めるべきか」が明確になるはずです。


第 1 章:ホームページ制作の流れを全体像で把握しよう

初めてホームページを作るときに、最も大切なのは「全体の流れを知っておくこと」です。
全体像を把握していないまま業者に相談すると、無駄な費用が発生したり、思っていた仕上がりにならなかったりする可能性があります。

この章では、初心者が押さえるべき制作ステップと、依頼方法の違い、そして「目的を定めることの重要性」について解説します。


1-1. 初心者が最初に知っておくべき制作ステップ

ホームページ制作は、以下のようなステップで進むのが一般的です。

  1. 目的とターゲットの明確化(誰に、何を伝えるか)
  2. 構成・ページ数の決定(トップ・サービス・お問い合わせなど)
  3. デザインの方向性決定(配色、雰囲気、写真など)
  4. 原稿と素材の準備(文章・画像・ロゴなど)
  5. 制作(デザイン → コーディング)
  6. 確認・修正
  7. 公開と運用開始

これらの工程を把握しておくことで、スムーズに業者と打ち合わせでき、納期遅れや無駄なやり取りを防ぐことができます。

また、自作やテンプレート型を選ぶ場合でも、この流れを守ることが「伝わるサイト」を作る鍵になります。


1-2. 制作会社・自作・クラウド型サービスの違い

ホームページの作り方には、大きく 3 つの選択肢があります。

① 制作会社に依頼(フルオーダー型)

  • 完全オリジナルの構成・デザインが可能
  • 担当者がつき、手厚いサポートが受けられる
  • 費用は高め(30 万円〜100 万円超も)

② 自作(ノーコード・CMS 利用)

  • コストを抑えられる(無料〜数千円)
  • 学習コストがかかるが、柔軟に変更できる
  • WordPress・Wix・STUDIO などが主流

③ クラウド型テンプレートサービス(サブスク型)

  • 初期費用が抑えられ、月額制で始めやすい
  • テンプレートがあるため短納期で完成
  • カスタマイズ性はやや低い

どの方法が最適かは、**「時間・予算・スキル・今後の運用体制」**によって異なります。


1-3. 「目的」と「ゴール」を明確にする重要性

ホームページ制作で最も失敗しやすいのが、「とりあえず作ってしまう」ことです。
目的が不明確なまま制作を始めると、誰に向けたサイトかわからない構成になり、成果が出ないページが完成してしまいます。

目的の例

  • お問い合わせを増やしたい(リード獲得)
  • 採用エントリーを増やしたい
  • 会社やブランドの信頼感を高めたい
  • ネットショップとして販売したい

目的が決まると、構成・コンテンツ・デザイン・導線まですべてがぶれずに設計できます。

まずは「なぜホームページを作るのか?」「完成後にどうなっていたいか?」を言語化してみましょう。
この一歩が、失敗しない制作の出発点になります。

第 2 章:まず決めるべき!ホームページの目的とターゲット

ホームページ制作の成功は、「誰のために、何の目的で作るのか」を明確にするところから始まります。
目的やターゲットが曖昧なまま制作を進めると、誰にも刺さらない、効果が出ないホームページになってしまうからです。

この章では、サイト制作前に必ず整理すべき 3 つのポイントをわかりやすく解説します。


2-1. 集客?ブランディング?目的の違いで変わる構成

ホームページにはさまざまな目的がありますが、大きく分けると以下のような目的に分類されます。

① 集客(リード獲得・問い合わせ獲得)

  • サービスや商品への問い合わせを増やす
  • 電話やメール、フォーム送信につなげる
  • SEO や広告との連携を前提とした構成が必要

構成例:
トップ → サービス紹介 → お客様の声 → よくある質問 → お問い合わせ

② ブランディング・信頼構築

  • 企業や店舗の“らしさ”や信頼感を伝える
  • 採用やパートナー獲得にも影響
  • 写真や文章の質、世界観の一貫性が重視される

構成例:
トップ → ストーリー → 会社概要 → 実績紹介 → スタッフ紹介

③ 情報発信・更新型サイト(コンテンツ重視)

  • ニュースやブログ、実績などを頻繁に発信
  • SEO や SNS と連携しやすい構造に
  • WordPress など CMS の導入が前提

構成例:
トップ → ブログ一覧 → 記事詳細 → CTA

目的によって、構成・デザイン・導線・CMS 選定すべてが変わります。
まずは「このサイトで何を達成したいか?」を明文化しましょう。


2-2. ターゲットユーザーを明確にする方法

ホームページは**“誰か 1 人に届けるつもりで作る”**のが成功のコツです。
ターゲットが曖昧だと、メッセージが散漫になり、誰の心にも刺さらないサイトになります。

ペルソナ設定の手順

  1. 年齢・性別・居住地・職業などの属性を設定
  2. その人が抱える悩み・課題を明確にする
  3. どんな言葉で検索し、どんな情報を求めているかを想像する

例:30 代主婦が子どもの習い事を探しているケース

  • 検索ワード:地域名+習い事+無料体験
  • 求める情報:料金、アクセス、先生の人柄、雰囲気がわかる写真
  • 不安要素:強引な勧誘、料金が不明確、情報が少ない

このように具体的に設定しておくと、文章の書き方・写真の選び方・レイアウト設計に一貫性が生まれ、成果の出やすいホームページになります。


2-3. コンバージョン(CV)とは?問い合わせまでの動線設計

「ホームページからの問い合わせが全然来ない」と悩むサイトの多くは、目的に沿ったコンバージョン設計(= CV 導線)ができていません。

CV とは何か?

CV(コンバージョン)とは、ホームページ上での「成果」のこと。
主な CV には以下のようなものがあります。

  • お問い合わせフォームの送信
  • 電話発信(スマホタップ)
  • 資料請求や予約フォーム送信
  • メール登録や LINE 登録

CV を高める動線設計のコツ

  • サービス紹介の直後に「お問い合わせ」への導線を配置
  • 常に画面下に「今すぐ相談」などの CTA ボタンを表示
  • フッターやメニューにわかりやすくリンクを設置
  • CV ボタンの色は目立たせ、迷わずクリックできるように

また、CV ポイントは 1 つに絞らず、「電話」「LINE」「メール」など複数の選択肢を用意することも重要です。
ユーザーごとに「行動しやすい手段」が違うからです。


目的・ターゲット・CV 設計は、ホームページ制作の三本柱です。
この 3 つがブレずに定まっていれば、構成やデザイン、業者選びに迷うこともなくなります。

次章では、これらを踏まえた上で、具体的にどんなページを用意すべきか=構成の考え方を解説していきます。

第 3 章:ホームページに必要なページ構成とは?

「ホームページの構成」は、見た目以上に成果に直結する要素です。
トップページだけ整っていても、ユーザーが知りたい情報にたどり着けなければ意味がありません。
逆に、必要なページが揃っていて、それぞれに明確な役割があれば、少ないページ数でも“仕事をするサイト”になります。

この章では、どんな業種・目的にも共通して重要な基本ページと、それぞれの役割を解説。さらに、業種別の構成テンプレートも紹介します。


3-1. トップページに必要な 7 つの要素

トップページは、訪問者の約 8 割が最初に訪れるページであり、第一印象と直帰率を左右する最重要ページです。
以下の 7 つの要素は、どんなサイトにも共通する「必須ブロック」です。

  1. キャッチコピーとロゴ
     訪問者に“何のサイトか”を 3 秒以内に伝えるメッセージと視覚要素

  2. メインビジュアル(ファーストビュー)
     業種・雰囲気・ターゲットに合った画像や動画で印象付け

  3. サービス紹介のダイジェスト
     提供内容を短く端的に伝える(例:3 つの特徴やアイコン)

  4. CTA(行動導線)ボタン
     お問い合わせ・予約・LINE 追加など、行動を促すリンク

  5. お客様の声・実績紹介
     初訪者に安心感を与える具体的な社会的証明

  6. お知らせ・更新情報
     サイトが稼働していることを伝え、SEO 効果も高める

  7. アクセス・会社情報の簡易表示
     電話番号や地図、営業時間など、すぐに知りたい情報を下部に配置

この 7 つを網羅することで、「読まれるトップページ」から「行動されるトップページ」へ進化します。


3-2. 会社概要・サービス紹介・料金ページの役割

トップページの次に見られやすいのが、会社概要/サービス紹介/料金ページの 3 つです。
これらはユーザーの不安を取り除き、**信頼や納得を与える“補強ページ”**として機能します。

会社概要ページ

  • 企業理念や代表メッセージで「顔の見える運営元」に
  • 法人・個人問わず、所在地や沿革があると信頼性 UP
  • 採用や取引検討にもつながる重要ページ

サービス紹介ページ

  • 誰向けに、どんなサービスを、どう提供するかを明確に
  • 商品名だけでなく、「どう役立つか」のベネフィット中心に記載
  • 業種によっては「サービス別ページ」を複数設けても良い

料金ページ

  • 明確な価格がないとユーザーは比較すらできない
  • 「料金例」「プラン別」「よくある費用質問」など形式に工夫を
  • 曖昧でも「○○ 円〜」「費用感の目安」といった記載は必要

これらのページが揃っていないと、安心して問い合わせに進むユーザーは少なくなります。


3-3. よくある質問(FAQ)・お知らせ・お問い合わせページ

よくある質問(FAQ)

  • ユーザーが不安に思う点を事前に解消するページ
  • 「キャンセルできますか?」「対応エリアは?」「納期は?」などを整理
  • 構造化データ(FAQPage)を入れることで SEO 効果も ◎

お知らせ・ブログ

  • イベント情報、営業時間変更、キャンペーンなどを発信
  • SEO 対策として検索キーワードを含んだ投稿もおすすめ
  • 更新頻度が月 1 程度でも、定期的な運用があるだけで信頼感が上がる

お問い合わせページ

  • フォーム・電話番号・メールアドレスを明記
  • フォームの項目数は必要最小限に(5〜7 項目程度が目安)
  • Google マップ・LINE リンクを設置しても効果的

これらのページはコンバージョン(CV)に直結する機能ページです。手を抜かずに作りましょう。


3-4. 目的別ページ構成テンプレート 3 選(店舗/企業/士業など)

パターン ①:来店型店舗(例:美容室・整体・飲食店)

  • トップページ
  • メニュー/料金ページ
  • 店舗情報・アクセス
  • スタッフ紹介
  • よくある質問
  • お問い合わせ/予約

パターン ②:中小企業・サービス業

  • トップページ
  • サービス紹介
  • 実績・導入事例
  • 会社概要
  • 採用情報(任意)
  • お問い合わせ

パターン ③:士業・コンサルタント・専門家

  • トップページ
  • 代表者紹介・資格・経歴
  • 提供サービス
  • 料金/顧問契約プラン
  • よくある質問
  • お問い合わせ

それぞれの業種・目的に合わせて、必要なページを削らず設けることが成果に直結します。


構成は「誰に、何を伝え、どう動いてほしいか」の設計そのものです。
次章では、こうしたページを**“見やすく、伝わりやすく”仕上げるデザインと UI/UX のポイント**について解説していきます。

第 4 章:ホームページのデザインとユーザー体験(UI/UX)

どんなに優れた情報が詰まったホームページでも、見づらい・使いづらいデザインでは成果につながりません。
訪問者が数秒で離脱してしまうか、じっくり読み込んで問い合わせまで進むかは、“デザインと体験(UI/UX)”の出来にかかっていると言っても過言ではありません。

この章では、初心者でも取り入れやすい「成果につながるデザインの基本」を、実践的に解説します。


4-1. 初心者が気をつけたいデザインの基本原則

デザインは“装飾”ではなく“設計”

美しいだけのデザインでは意味がありません。
ユーザーが目的の情報に迷わずたどり着けるよう、意図された導線とレイアウト=設計こそがデザインの本質です。

初心者が押さえるべき 3 原則

  1. 統一感を持たせる(色・余白・フォントを統一)
  2. 情報の優先順位を意識する(重要なものを上・大きく)
  3. 「読ませる」より「見せる」意識で構成する

たとえば、トップページで情報を詰め込みすぎてしまうと、かえって混乱を招きます。
必要最小限の情報を、整理して配置することが成果につながるデザインの第一歩です。


4-2. スマホ対応(レスポンシブデザイン)は必須

現在、ホームページ閲覧の6〜8 割はスマートフォンからと言われています。
にもかかわらず、PC 表示だけを前提に設計されたサイトは、スマホで閲覧した際に読みにくく、操作もしづらくなります。

レスポンシブデザインのポイント

  • 画面サイズに合わせて自動的にレイアウトが切り替わる設計
  • メニューはハンバーガーアイコンで折りたたむ
  • フォントは 14px〜16px 程度で読みやすく
  • ボタンは指で押しやすい大きさに(横幅 80px〜が目安)
  • 画像は縮小表示ではなく、比率を保ってリサイズ表示にする

さらに、スマホ表示ではCTA ボタンを固定表示するなど、モバイルファーストの設計が今や標準です。

Google もモバイルフレンドリーなサイトを検索順位で優遇しているため、SEO 面でもスマホ対応は必須事項です。


4-3. 色・フォント・余白で信頼感を高めるコツ

色の使い方

  • コーポレートカラー+サブカラーで全体を構成
  • 伝えたい印象に合わせて選ぶ(信頼感=青/やさしさ=緑/高級感=黒)
  • CTA ボタンは背景色とコントラストのある目立つ色に

フォントの使い方

  • Web フォントは「Noto Sans」「游ゴシック」など読みやすいものを
  • 本文と見出しでサイズ差をつけ、情報の階層を明確に
  • 行間は 1.5〜1.8em 程度を目安に調整

余白の使い方

  • 要素間には“余白”を設けて、圧迫感をなくす
  • セクション間に空間を取ると読みやすく高級感が出る
  • スマホではとくに、縦方向の余白を意識

「余白こそがデザイン」と言われるほど、スペースの設計は重要です。
読み手の心理的ストレスを減らすことで、滞在時間が伸び、信頼につながります。


4-4. UI/UX の違いと、見やすく使いやすいサイトの条件

UI(ユーザーインターフェース)とは?

  • 「見た目」「操作性」のこと
  • 例:ボタンが押しやすい、色のコントラストが見やすい、フォントが読みやすいなど

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?

  • サイトを使ったときに感じる「体験の質」
  • 例:情報がすぐ見つかる、迷わず問い合わせできた、ストレスなくページが表示されるなど

良い UI/UX を実現するための条件

  • メニュー構造がシンプルでわかりやすい
  • トップページに全体の概要がまとまっている
  • すべてのページに共通のナビゲーションがある
  • リンクが見つけやすく、誤クリックが起きにくい
  • 表示スピードが速く、読み込みでストレスがない

ユーザーは「デザインがいい」とは言いません。
でも「使いやすかったからまた来る」「読みやすかったから問い合わせした」は、すべて UX の成果です。


デザインとは、単なる“見た目”ではなく“体験”そのものです。
次章では、この設計を「どう作るか?」という視点から、制作方法の選び方(外注・自作など)を解説していきます。

第 5 章:制作方法の選び方|外注・自作・テンプレ型の比較

ホームページを制作する際、最初に悩むのが「どうやって作るか」という方法選びです。
現在では、制作会社に依頼する方法だけでなく、自作やテンプレートを活用したノーコード制作など、選択肢が多様化しています。

この章では、それぞれの制作方法の特徴を比較し、自分に合った選び方を明確にするための判断基準を解説します。


5-1. 制作会社に依頼するメリット・デメリット

メリット

  • プロの視点で設計・デザインしてもらえる
    → 構成や導線設計が明確で、成果につながりやすい
  • 文章作成や写真撮影も代行してくれる場合がある
    → 多忙な経営者にとって時間の節約に
  • セキュリティや保守も任せられる
    → 公開後の不具合対応や更新も安心

デメリット

  • 費用が高め(目安:30 万〜100 万円以上)
  • 制作期間が長い(1〜3 ヶ月以上)
  • 業者選びに失敗するとやり直しコストがかかる

「手間をかけたくないが、しっかり成果を出したい」方には向いています。
一方で、予算に制約がある場合は注意が必要です。


5-2. 自作・Wix・ペライチ・Canva などのノーコードツールの実力

最近では、コードを書かずに直感的にホームページを作れるノーコードツールが広く使われています。

主なサービスと特徴

ツール名 特徴 費用感 向いている人
Wix デザイン自由度が高くブログも可 月額 1,000 円〜 飲食店、個人事業主
ペライチ 1 ページ完結型、操作が非常に簡単 月額 0 円〜(制限あり) LP やチラシ代わりのサイト
Canva デザイン初心者向け、テンプレが豊富 無料〜 ポートフォリオ、案内ページなど

メリット

  • 費用が安く、スピーディーに作れる
  • 自分の好きなタイミングで編集・更新可能
  • 操作が簡単なので初めてでも始めやすい

デメリット

  • SEO 機能やカスタマイズ性に限界がある
  • テンプレ感が出やすく、差別化しづらい
  • 保守・セキュリティは基本的に自己管理

「予算を抑えて、最小限の情報を届けたい人」や、「まず 1 ページ試したい」という方にはおすすめです。


5-3. WordPress や STUDIO を使った半自作型の選択肢

「完全自作は不安だけど、外注まではしたくない」という方に人気なのが、WordPress や STUDIO を使った半自作型です。

WordPress の特徴

  • 世界シェア No.1 の CMS。ブログ・企業サイト・EC まで対応可能
  • 無料テーマ〜有料テーマを活用すれば、簡単にプロ風サイトが作れる
  • プラグインで機能拡張が自由

STUDIO の特徴

  • ノーコードながら、デザイン自由度が非常に高い
  • サーバー不要で、公開もワンクリック
  • SEO 基本設定も簡単

メリット

  • 見た目にもこだわりたい人向け
  • 更新性と自由度を両立した構成が可能
  • 制作後の更新を自分でできるため、運用コストが抑えられる

デメリット

  • テーマ選びや初期設定に知識が必要
  • デザイン自由度が高いぶん、迷いが生まれやすい
  • SEO や表示速度を最適化するには学習が必要

「ある程度デジタルに強い人」「勉強しながら作り込みたい人」には最適な選択肢です。


5-4. 「何を重視するか」で変わる選び方の基準

制作方法を選ぶ際は、「どれがいいか?」ではなく、「自分が何を重視するか」から逆算して決めることが重要です。

判断軸となる主なポイント

重視するもの おすすめの方法
クオリティ・任せたい 制作会社への外注
費用の安さ ペライチ、Wix などノーコード
デザインと自由度 WordPress +テーマ、STUDIO
納期の早さ テンプレート系 or 自作
継続的に更新したい CMS 導入型(WordPress・STUDIO)
成果(集客・CV)重視 制作会社+ SEO 施策

制作方法には正解はありません。
「目的・予算・スキル・運用体制」などに合わせて柔軟に選ぶことが、納得感のあるホームページ制作の第一歩です。

次章では、実際にかかる費用の内訳と相場感、賢いコスト配分の考え方について詳しく解説していきます。

第 6 章:ホームページ制作にかかる費用の相場と内訳

ホームページを制作するうえで多くの方が最初に気になるのが「費用感」です。
しかし、ホームページの価格は選ぶ制作方法や構成内容によって大きく異なり、一律でいくらとは言いにくいのが実情です。

この章では、テンプレ型とオーダー型の相場感から、初期費用・月額費用の違い、コストダウンのコツ、サブスク型との比較まで、制作費に関する疑問を徹底解説します。


6-1. 制作費用の全体感(テンプレ型/オーダー型)

テンプレート型の費用目安

種類 費用 内容の特徴
ペライチ(無料プラン) 0 円 1 ページ、制限あり、広告表示あり
ペライチ(有料) 月 1,000 円〜 フォーム・独自ドメイン可
Wix/STUDIO 月 1,000〜3,000 円前後 デザイン自由度は高いが、基本は自作

テンプレ型は「安く・早く・簡単に」始められる反面、カスタマイズ性や集客力に限界があるのがデメリットです。

オーダー型(制作会社依頼)の費用目安

ページ数 相場価格(税抜)
3〜5 ページ 約 20 万〜40 万円
6〜10 ページ 約 40 万〜80 万円
10 ページ以上+機能追加あり 80 万円〜150 万円以上

オーダー型はヒアリング・設計・ライティング・SEO 対策・デザインすべて込みなので、コストは高くなりますが、成果に直結しやすいのが魅力です。


6-2. 初期費用・月額費用・維持管理費の違い

ホームページにかかる費用は、次の 3 つに分類されます。

初期費用(制作時のみ発生)

  • デザイン制作費
  • コーディング/CMS 構築費
  • 写真・原稿作成(オプション)
  • サーバー・ドメイン初期設定費用
  • SEO 初期設定

オーダー型では数十万円、テンプレ型では無料〜数千円程度

月額費用(サーバー代・保守費など)

  • レンタルサーバー代(月 500〜2,000 円)
  • ドメイン更新費用(年 1,000〜3,000 円程度)
  • 保守・更新サポート費(制作会社による)

サブスク型ではこの月額費用に制作費が内包されることも多い

維持管理費(定期的に発生)

  • WordPress の更新・バグ対応
  • 軽微なテキスト修正・画像差替え
  • Google アナリティクスや Search Console の運用

保守契約がないと、更新のたびに別料金が発生する場合もある


6-3. 安く済ませるコツと、安すぎる業者の注意点

安く抑えるための実践的なコツ

  • 原稿や写真は自前で用意する(ライティング代行を省略)
  • ページ数を絞る(3〜5 ページ程度に)
  • テンプレートデザインを利用する
  • デザインの参考サイトを用意して制作時間を短縮する
  • CMS は自分で更新できる設計にしておく

安すぎる業者に注意すべき理由

  • 「初期費用 0 円」の裏に高額な月額費が設定されているケースもある
  • 契約期間の縛りがある(最低 2 年など)
  • 途中で解約できず、サイトの所有権が業者側にあることも

安さだけで判断すると、結局“高くつく”ことになるケースが少なくありません。
制作前には、見積もりの内訳や契約条件をしっかり確認しましょう。


6-4. 買い切りとサブスク(月額型)の比較

項目 買い切り型 サブスク(月額型)
支払い方法 初期にまとまった費用 月額で分割・継続支払い
総費用 長期的には安く済む トータルで割高になることも
所有権 サイトはクライアントの所有物 業者が所有、契約終了で使えないことも
カスタマイズ性 高い(自由設計) 限定的(テンプレート前提)
保守・管理 別契約が必要な場合あり 基本は費用に込みで楽

**「初期コストを抑えたいならサブスク」「資産として残したいなら買い切り」**と覚えておくと判断しやすくなります。


費用の安さだけでなく、「何に対して・どれくらいの価値があるか?」を見極めることが、後悔しない制作のカギです。
次章では、SEO の視点から見た“成果の出るサイトの作り方”について、具体的な対策を紹介していきます。

第 7 章:SEO 対策の基本|初心者でもできる集客施策

ホームページを公開しただけでは、自然とアクセスが集まるわけではありません。
現代のウェブ集客においては、「検索エンジンに見つけてもらう工夫= SEO(検索エンジン最適化)」が欠かせません。

この章では、初心者でも取り組める SEO の基本と、よくある失敗、そしてブログ運用による効果的な集客施策について解説します。


7-1. SEO とは?検索順位とアクセス数の関係

SEO(Search Engine Optimization)とは、Google などの検索エンジンで上位表示されるようにホームページを最適化する施策のことです。

なぜ SEO が重要なのか?

  • ユーザーの 9 割以上が検索エンジンから情報を探す
  • 上位 3 位までに表示されるページが全クリックの約 7 割を占める
  • 広告と違い、中長期的に安定した集客ができる

例:東京都内のカフェで上位表示を狙う場合

「地域名+業種名(例:渋谷 カフェ)」で上位に表示されれば、広告を出さずとも検索経由で来店数が増える可能性が高まります。

SEO は、サイトへの入口を“常に開いておく”ための土台づくりと言えます。


7-2. タイトル・見出し・文章にキーワードを入れる方法

SEO 対策で最も基本かつ効果的なのが、検索されたいキーワードをページ内に自然に含めることです。

入れるべき主な箇所

  1. タイトルタグ(meta title)
      → ページの検索順位に強く影響。例:「〇〇市の歯科医院|土日診療も対応」

  2. 見出し(H1〜H3)
      → 「地域名+サービス名」や「悩み解決型の表現」を盛り込む
      → 例:「初めての方へ|〇〇市で安心の内科診療」

  3. 本文中の自然な流れ
      → キーワードを“詰め込む”のではなく、“違和感なく入れる”のがポイント
      → 例:「〇〇市でエアコン工事業者をお探しの方へ」

  4. URL・画像ファイル名・alt 属性
      → 例:https://example.com/shibuya-cafe-menu.jpg

注意点

  • 不自然な繰り返しは逆効果(Google がスパムと判断する)
  • ユーザーにとって読みやすさを損なわないことが大前提

検索キーワードは「Google に伝えるだけでなく、ユーザーにも“このサイトは自分向けだ”と気づいてもらう役割」があります。


7-3. よくある失敗「とりあえず作って終わり」パターン

典型的な失敗例

  • 作ったきり更新されていない
  • タイトルが「ホーム」「会社案内」など曖昧
  • メタ情報が未設定または空欄
  • 狙うキーワードがページごとにバラバラ
  • アクセス解析をしていないので改善点が見えない

このようなサイトは、**「検索されても見つからない」「見つかっても魅力が伝わらない」**状態に陥りがちです。

解決策

  • 各ページに対して「誰に・何の目的で読まれるか」を明確にする
  • 月 1 回でもよいので更新を継続する
  • SEO 対策を“構成・文章・運用”の 3 軸で考える

SEO は“積み上げ型”の施策なので、一度で完璧を目指すのではなく、改善を重ねていくことが重要です。


7-4. ブログやコラム運用の SEO 効果と実践例

ホームページの中でも、ブログ・お知らせ・コラムは SEO 対策に非常に有効なコンテンツです。

なぜブログが SEO に強いのか?

  • 検索される悩みやテーマにピンポイントで対応できる
  • 長文コンテンツが Google に評価されやすい
  • ページ数が増えることで、サイト全体の評価が上がる

実践テーマの例(業種別)

  • 税理士事務所:青色申告のメリット、節税 Q&A
  • 美容室:春におすすめの髪型、30 代女性に人気のスタイル
  • 内科クリニック:インフルエンザの初期症状と対策
  • 学習塾:小学生の勉強習慣をつけるコツ

成果を出すブログの書き方

  • 1 記事 1 テーマに絞る(広げすぎない)
  • 検索意図を満たす構成にする(結論 → 理由 → 補足)
  • 見出しタグ(H2・H3)を活用して読みやすくする
  • 画像・図解・箇条書きを取り入れ、視認性を高める
  • 最後に CTA を設置する(例:「お問い合わせはこちら」)

SEO は、**“やればやるほど成果が積み重なる”**長期戦の施策です。
次章では、そうした発信や更新を支えるツール「CMS」の基本と運用の考え方について解説します。

第 8 章:CMS(WordPress など)の基礎と運用イメージ

ホームページを公開して終わりではなく、運用・更新し続けることが集客につながる鍵です。
その運用の中心になるのが、**CMS(コンテンツ管理システム)**と呼ばれる仕組みです。

この章では、CMS の基本から、代表的なツールの比較、そして「どう運用すれば集客につながるのか」まで実践的に解説します。


8-1. CMS とは?なぜ更新性が重要なのか

CMS(Content Management System)とは、HTML やコードを書かなくても、文章や画像を簡単に編集・追加できるシステムのことです。

代表的な CMS には「WordPress」「STUDIO」「Wix」などがあり、これらを使うことで、Web 制作の専門知識がなくても日々の更新作業を効率的に行うことができます。

CMS を導入するメリット

  • ブログやお知らせを“誰でも”簡単に追加できる
  • 更新するたびに Google の評価が高まる(SEO 効果)
  • 外注せず自社で運用できるためコスト削減につながる
  • お知らせ・営業情報・事例・FAQ などを随時発信できる

更新性が重要な理由

Google は“更新され続けているサイト”を評価します。
逆に、何年も更新されていないサイトは「信頼性が低い」と判断され、検索順位にも悪影響が出る場合があります。

CMS は、ホームページを**「作る」から「育てる」ツールへと進化させる仕組み**です。


8-2. WordPress・STUDIO・Wix の比較と選び方

どの CMS を選ぶかは、目的やスキル、デザインへのこだわり度によって変わってきます。
代表的な CMS の特徴を以下にまとめます。

CMS 名 特徴 難易度 適している用途
WordPress 世界 No.1 シェア。自由度と拡張性が高い 中〜上級 SEO 重視のサイト/ブログ運用/中長期運用向け
STUDIO デザイン性と操作性に優れ、ノーコードで柔軟 初〜中級 デザインにこだわりたい個人・法人サイト
Wix テンプレートが豊富で初心者向き 初級 小規模店舗や初めてのサイト運用向け

WordPress のメリット

  • 無料テーマ・有料テーマで柔軟なデザインが可能
  • ブログ機能が強く、SEO 対策にも向いている
  • 多数のプラグインで予約・問い合わせ・SEO 対策も実装できる

STUDIO のメリット

  • デザイン性が高く、アニメーションやレイアウトも自由自在
  • サーバー管理不要でセキュリティ面も安心
  • フォームやブログ機能も内蔵されており、運用もシンプル

Wix のメリット

  • テンプレートを選ぶだけで数時間で公開できる
  • ドラッグ&ドロップ操作で直感的に編集できる
  • 小規模事業や個人用サイトには最適

選定のポイントは、「将来的にブログやコンテンツ発信を続けたいか」「自分で更新するか」「業者に任せるか」です。


8-3. お知らせ・ブログを継続的に発信する運用方法

CMS を導入したら、日々の情報発信をルーティン化することが大切です。

発信すべき代表的なコンテンツ例

  • お知らせ(休業日・新サービス・営業時間変更)
  • スタッフ紹介や新メンバーの加入情報
  • よくある質問の補足解説(FAQ 型ブログ)
  • 導入事例やお客様の声
  • 季節ネタ(年末年始の営業・夏の注意点など)
  • 業界ニュースへの自社の見解

継続発信のポイント

  1. 月 1〜2 回で OK。無理のない頻度で続ける
  2. Google カレンダーなどで“更新予定日”を事前に決めておく
  3. 画像やバナーも一緒に用意しておくと時短になる
  4. ブログは SEO キーワードを意識して構成する

記事の書き方テンプレート(例)

  • タイトル(検索キーワード含む)
  • 導入(悩み・課題の共感)
  • 解決方法や事例の紹介
  • まとめ(問い合わせや行動を促す)

定期的な更新は、訪問者に「信頼できる運営者」という印象を与え、リピーターの増加・検索順位向上・問い合わせ率アップに貢献します。


CMS をうまく使いこなせば、ホームページは“資産”になります。
次章では、その資産を支えるドメイン・サーバー・セキュリティの基礎知識について解説していきます。

第 9 章:ドメイン・サーバー・セキュリティの基礎知識

どんなに魅力的なホームページを作っても、公開するためのインフラ(ドメイン・サーバー・セキュリティ)が整っていなければ意味がありません。
この章では、ホームページ運用に欠かせない基礎知識として、独自ドメインの取得方法・おすすめのサーバー・SSL 化の重要性について解説します。


9-1. 独自ドメインとは?取得方法と費用感

独自ドメインとは?

独自ドメインとは、自分専用に取得した Web アドレスのことです。
たとえば、

独自ドメインを使うことで、

  • 信頼感・ブランディングが向上する
  • 名刺やチラシに印刷しても見栄えが良い
  • 将来サイトをリニューアルしても URL を変えずに運用できる
    といったメリットがあります。

取得方法と費用感

独自ドメインは、ドメイン販売サービス(レジストラ)から取得可能です。

代表的なサービス:

  • お名前.com
  • Xserver ドメイン
  • ムームードメイン

費用の目安:

  • .com.jp.net などで年間 1,000 円〜3,000 円程度
  • 初年度は割引価格で取得できることも多い

※ドメインは早い者勝ちなので、自社名やサービス名が空いていれば早めの取得がおすすめです。


9-2. サーバーとは?初心者におすすめの選び方

サーバーとは?

サーバーとは、ホームページのデータを保管・配信する場所です。
簡単に言えば、**「家(ドメイン)を建てる土地」**のようなもの。
サーバーがなければ、Web 上にページを表示することはできません。

初心者におすすめのレンタルサーバー

サーバー名 特徴 月額費用(目安)
エックスサーバー 国内最速クラス/安定性抜群 約 1,000 円〜
ConoHa WING 管理画面が直感的で初心者に優しい 約 900 円〜
ロリポップ! コスパ重視/小規模サイト向け 約 500 円〜

サーバー選定のポイント

  • WordPress 簡単インストール機能があるか
  • バックアップ機能が標準でついているか
  • サポート体制がしっかりしているか
  • SSL が無料でついてくるか

ホームページの安定稼働や表示速度にも直結するため、できるだけ実績のある高性能なサーバーを選ぶのが安心です。


9-3. SSL 化(https)とセキュリティ対策の重要性

SSL とは?

SSL(Secure Sockets Layer)とは、Web サイトと閲覧者の通信を暗号化する仕組みです。
SSL 化されたサイトの URL は「https」から始まり、ブラウザには鍵マークが表示されます。

例:

なぜ SSL が重要なのか?

  • フォーム送信時の情報漏洩を防げる
  • Google が SEO の評価基準として重視している
  • SSL 非対応のサイトは「保護されていません」と警告が出る可能性あり
  • 信頼性と安全性をアピールできる

無料で SSL 化できる方法

多くのレンタルサーバーでは、無料 SSL(Let's Encrypt)を標準提供しています。
導入は 1 クリックで完了し、追加費用も不要です。

SSL 対応していないサイトは、Google の検索順位でも不利になるうえ、ユーザーからの信頼も得にくいため、必ず設定しておきましょう。


ドメイン・サーバー・SSL は、ホームページの“土台”です。
どれも初期設定の一部ではありますが、SEO・表示速度・信頼性・運用効率に直結する重要ポイントでもあります。

次章では、いよいよ「ホームページ公開後にやるべきこと一覧」を、集客・運用の観点から整理していきます。

第 10 章:ホームページ公開後にやるべきこと一覧

「ホームページが完成したら、あとは待つだけ」――そう思っていませんか?
実は、本当のスタートは“公開後の運用”です。
作って終わりではなく、どう広め、どう改善し続けるかが、成果を出せるかどうかを決めます。

この章では、ホームページ公開直後から継続的に行いたい運用・改善のアクションをわかりやすく解説します。


10-1. Google への登録(Search Console・マップ)

ホームページを公開したら、まず最初に行うべきなのがGoogle への登録=インデックス申請です。

Google Search Console への登録

  • ホームページの検索表示状況を確認・管理できるツール
  • 「サイトマップの送信」で Google にインデックスを依頼
  • 検索キーワードや表示順位・クリック数などを可視化できる

設定方法(概要):

  1. Google アカウントを用意
  2. Google Search Consoleにアクセス
  3. 自サイトの URL を入力し、所有権を確認
  4. サイトマップ(sitemap.xml)を送信

Google マップ(ビジネスプロフィール)の登録

  • 実店舗や事務所がある場合はMEO(ローカル SEO)に有効
  • Google マップに自社情報を表示し、検索結果でも露出 UP
  • 営業時間や住所、Web サイトリンクを掲載可能

登録方法:

  1. Google ビジネスプロフィールへアクセス
  2. ビジネス情報を入力
  3. 所在地をはがき等で認証
  4. 写真や営業時間、サービス内容を定期更新

10-2. SNS・チラシ・名刺との連携で初速アップ

SNS 連携(Instagram/X/LINE 公式など)

  • サイトにInstagram や LINE のリンクボタンを設置
  • プロフィール欄にホームページ URL を掲載
  • 投稿に URL や QR コードを入れることで流入を増やす

名刺・チラシ連携

Google ビジネスや口コミと連携

  • 「ホームページもぜひご覧ください」と自然に誘導
  • メール署名にも URL を載せておくと法人対応でも好印象

「どこからホームページに来てほしいか」を意識して、オフラインとオンラインの導線を整えることが大切です。


10-3. アクセス解析(GA4)で改善を続ける方法

GA4(Google Analytics 4)を導入する理由

  • ページ別の閲覧数、ユーザー数、離脱率などを確認できる
  • スマホと PC の割合や流入元(SNS/検索/直接)もわかる
  • コンバージョン(フォーム送信など)の到達率が分析できる

導入手順:

  1. Google Analyticsでアカウント作成
  2. プロパティ(GA4)を作成
  3. 測定 ID(G-XXXXXXXX)をサイトに埋め込み
  4. データ確認とイベント設定(必要に応じて)

改善ポイントの例

  • 人気ページの導線を強化(CTA を目立たせる)
  • 直帰率が高いページの構成を見直す
  • よく見られている検索クエリをもとに記事を追加する

「アクセス数を増やす」のではなく、“どうすれば問い合わせや購入につながるか”をデータで把握して改善することが重要です。


10-4. メンテナンス・更新のコツと外注の使い方

自分で更新する場合のポイント

  • 毎月 1 回、ブログ・お知らせ・キャンペーン情報を更新
  • 写真や文章の差し替えは、CMS やノーコードツールを使えば簡単
  • リンク切れや情報の古さは、信頼性低下につながるため早めに修正

外注する場合の考え方

  • 月額 1〜2 万円の「保守・更新プラン」が主流
  • 更新代行だけでなく、セキュリティ対策・バックアップ・バグ対応も含まれることが多い
  • 「バナー制作だけ」「新ページ追加だけ」といったスポット依頼も可能

長期的に育てるための意識

  • 情報の“鮮度”が検索順位と信頼感に影響する
  • 「更新されている感」があるだけでユーザーの安心感は大きく向上
  • SNS やブログ、メールなどと連携することで再訪率が上がる

ホームページは作って終わりではなく、更新し、運用し、育てていく“資産”です。
次章では、制作会社の選び方と費用感について詳しく解説し、信頼できるパートナー選定のコツをご紹介します。

第 11 章:失敗しない制作会社の選び方

ホームページ制作で最も多いトラブルの一つが、「どこに頼めばいいかわからない」「依頼した会社と合わなかった」という失敗です。
費用をかける以上、成果が出るホームページを作ってくれるパートナー選びは極めて重要です。

この章では、見積もりの見方やチェックポイント、フリーランスとの違いなど、失敗しない制作会社の選び方を解説します。


11-1. 見積もりの見方と相場感を知る

ホームページ制作の見積もりに含まれる主な項目

項目 内容
ディレクション費 企画・進行管理・打ち合わせ
デザイン費 トップページ・下層ページのビジュアル制作
コーディング費 HTML・CSS・JS などの構築作業
CMS 構築費 WordPress や STUDIO 等の導入作業
原稿作成・ライティング費 文章の構成・作成代行
保守・運用費 月額サポートや修正対応(オプション)

相場の目安(法人向け/小規模サイト)

  • ランディングページ(1 枚):10 万〜20 万円
  • 小規模サイト(3〜5 ページ):20 万〜40 万円
  • 中規模サイト(6〜10 ページ):40 万〜80 万円
  • EC サイト・機能付きサイト:80 万〜150 万円以上

見積もりを比較する際は「内訳の明細」と「作業範囲の明確さ」が重要です。


11-2. ポートフォリオ・実績・サポート体制の確認方法

ポートフォリオ(制作実績)の見方

  • 自分の業種やビジネス規模に近い制作例があるか
  • デザインの方向性や雰囲気が好みに合うか
  • スマホ対応や更新しやすい設計がされているか

実績の見せ方にも注目

  • 「ただ作っただけ」なのか「成果につながったのか」まで示されているか
  • 制作だけでなく、運用や改善提案まで対応しているか

サポート体制の確認ポイント

  • 修正回数は何回まで含まれるか?
  • 公開後の更新・保守は対応しているか?
  • 連絡手段はメール/チャット/電話対応か?
  • 返信はどのくらいのスピードか?

**制作後も長く付き合えるか?**が、判断基準の一つです。


11-3. 質問すべきチェックリスト 10 項目

依頼前・商談時に必ず確認しておきたいチェックリストは以下の通りです。

  1. ホームページの所有権(著作権)は誰にあるか?
  2. ドメインとサーバーの契約は誰が行うか?
  3. SEO 対策はどの程度含まれているか?
  4. 修正は何回まで無料か?
  5. CMS(WordPress など)は導入可能か?
  6. 公開後の保守・更新対応の有無と費用は?
  7. Google マップや Search Console 登録は対応してもらえるか?
  8. オリジナルデザインか?テンプレート利用か?
  9. 納品データやバックアップの提供はあるか?
  10. 契約期間や解約条件は明確になっているか?

これらを事前に確認することで、制作後のトラブルや費用の想定外を防げます。


11-4. 制作会社とフリーランス、どちらを選ぶべきか?

比較項目 制作会社 フリーランス
安定感・信頼性 高い(複数人対応) スキル次第で差がある
費用 やや高め(20 万〜) 比較的安価(10 万〜)
スピード やや遅い(工程多め) 融通が利きやすい
デザイン力 統一されたブランド対応が可能 得意不得意に差が出やすい
サポート体制 長期保守・法人対応に強い 継続性や連絡手段に個人差あり

制作会社が向いている人

  • ある程度の予算があり、信頼感・安心感を重視したい
  • 会社の顔として、ブランディング力のあるサイトが欲しい
  • 公開後も長期的に保守運用を任せたい

フリーランスが向いている人

  • 限られた予算で、柔軟な対応を求めたい
  • 制作期間を短縮したい
  • 自分である程度内容をコントロールしたい

「価格」だけで選ばず、「何を任せたいか・どこまで任せたいか」を基準にパートナーを選ぶことが、失敗を避ける最大のポイントです。

次章では、実際に成功したホームページの制作・改善事例をもとに、どのように成果につなげたのかを具体的に紹介します。

第 12 章:成功事例で学ぶ!初めてでもうまくいったホームページ制作例

「初めてのホームページ制作」で不安を感じるのは当然です。
しかし、適切な設計と運用ができれば、初めてでも成果につながるホームページを作ることは十分可能です。

この章では、実際に効果を上げたホームページの成功事例を 3 つ紹介しながら、どのような設計・工夫が功を奏したのかを具体的に解説します。


12-1. 士業:問合せが月 3 件から 20 件へ|信頼感重視の設計

業種・目的

  • 行政書士事務所(個人開業)
  • 主なターゲット:建設業・中小企業経営者
  • 目的:業務依頼の増加、メール問い合わせの獲得

取り組み内容

  • トップページに「対応業種・業務範囲・報酬目安」を簡潔に掲載
  • 代表者プロフィールに国家資格・経歴・対応実績を明記
  • よくある質問(FAQ)を構造化データ付きで設置
  • 料金表を“安心できる価格感”で表示(例:〇〇申請 55,000 円〜)

結果

  • 公開後 3 ヶ月で問い合わせ件数が月 3 件 →20 件に増加
  • 問い合わせの質(具体的な内容)も向上
  • 他士業からの業務提携依頼も発生

成功ポイント

  • 士業特有の「信頼性」「専門性」「誠実さ」がデザイン・文章・構成から伝わるサイト設計
  • ユーザーの不安を FAQ で事前に解消したことが CV 率向上につながった

12-2. 小売店:EC 機能を導入し売上が 1.8 倍に

業種・目的

  • 地元の雑貨店(実店舗+オンライン販売)
  • 主なターゲット:20 代〜40 代の女性
  • 目的:EC 機能導入による販売チャネル拡大

取り組み内容

  • WordPress + WooCommerce で簡易 EC サイトを構築
  • 商品ページに「使用イメージ写真」「レビュー機能」「在庫表示」を追加
  • LINE 登録で初回割引クーポンを提供し、リピート促進
  • SNS(Instagram)との連携で商品紹介+ストーリーズからサイトへ誘導

結果

  • オンライン販売の月間売上が約 1.8 倍に増加
  • LINE 登録者が 3 ヶ月で 1,000 人を突破
  • 来店客数も前月比 120%に

成功ポイント

  • 店舗の雰囲気や世界観をそのまま Web 上に反映したデザイン
  • SNS→ ホームページ →LINE 登録 → 購入という導線を明確に設計
  • 商品写真の質とレビュー活用が購買率に大きく影響

12-3. スタートアップ企業:採用強化に繋がるブランディング型サイト

業種・目的

  • テック系スタートアップ(SaaS 開発)
  • 主なターゲット:エンジニア・デザイナー志望者
  • 目的:採用ブランドの強化と応募増加

取り組み内容

  • ファーストビューにビジョンを打ち出したキャッチコピー
  • 会社のミッション・バリューを明文化し、採用ページに掲載
  • メンバー紹介を写真付きで追加し、社内の雰囲気を可視化
  • 代表の想いや開発ストーリーをストーリーページで発信

結果

  • 求人サイトからの応募率が約 2.3 倍に
  • SNS でのシェア数が増加し、月間 PV が従来の 3 倍に
  • 採用後のミスマッチも減少

成功ポイント

  • 採用を意識したコンテンツ設計と、ミッションドリブンな構成
  • 「人となり」「考え方」が伝わる表現を多用し、共感採用につながった
  • コーポレートと採用のバランスが取れたブランディング型構成

初めてでも、目的に沿った設計と、ユーザー目線の工夫を積み重ねればホームページは必ず成果を生み出します。
次章では、よくある質問に答える形で、読者の不安を解消し、最終的な判断を後押ししていきます。

よくある質問(FAQ)

初めてホームページを作る方からよく寄せられるご質問にお答えします。
多くの方が抱える疑問を解消することで、安心して制作に取り組んでいただけるはずです。


Q. まず何から始めればいいかわかりません

安心してください。ホームページ制作の第一歩は「目的を明確にすること」です。

  • 「お問い合わせを増やしたい」
  • 「店舗の情報を伝えたい」
  • 「採用につなげたい」

このように、**“ホームページを通じて何を達成したいか”**を最初に言語化しましょう。

そのうえで、

  • ターゲット(誰に向けて作るか)
  • 必要なページ構成(トップページ/サービス紹介/問い合わせなど)
  • 参考にしたいサイト(デザイン・構成・雰囲気)

をメモしておくと、制作会社やフリーランスとの打ち合わせもスムーズになります。


Q. 自分で更新できますか?

はい、CMS(WordPress や STUDIO など)を導入すれば、ブログやお知らせの更新はご自身で簡単に行えます。

  • お知らせの投稿
  • 画像やテキストの差し替え
  • 料金表の修正
  • よくある質問の追加

など、基本的な操作は管理画面から直感的に行えるため、パソコンやスマホが使える方であれば問題なく運用可能です。

また、更新マニュアルの提供やレクチャーサポートを行っている制作会社も多数あります。
「自分で運用していきたい」と伝えれば、それに合った設計をしてもらえるでしょう。


Q. 費用はどこまでかかりますか?

ホームページ制作の費用は、目的・ページ数・機能の有無によって大きく異なります。

費用の目安(法人向け・小規模サイト)

  • テンプレ型(Wix/ペライチなど):初期無料〜月額 1,000 円前後
  • フリーランス:10 万〜30 万円程度
  • 制作会社:20 万〜100 万円以上(内容による)

その他に発生する費用

  • 独自ドメイン取得(年間 1,000〜3,000 円)
  • サーバー利用料(月 500〜1,000 円)
  • 月額の保守・更新費(任意)

見積もりの際は、「初期費用だけでなく、月額費や保守費も含めた“トータルコスト”」を比較することが重要です。


Q. 短納期でも対応可能ですか?

はい、対応可能なケースも多いです。
ただし、短納期に対応するためには条件整理と素材提供のスピードがカギになります。

一般的な制作スケジュール目安

サイト規模 制作期間の目安
1 ページ(LP) 1〜2 週間
3〜5 ページ 約 3〜4 週間
6〜10 ページ以上 約 1〜2 ヶ月

短納期対応のポイント

  • 原稿・写真・ロゴなどの素材をあらかじめ用意しておく
  • 参考サイトの URL や、構成のイメージを共有しておく
  • テンプレートベースで進めると時間短縮につながる

また、「どうしても〇月〇日に公開したい」などの希望がある場合は、最初に必ず伝えましょう。


その他にも「リニューアルか新規か迷っている」「自社で運用する余裕がない」など、些細な疑問でもまずは相談することをおすすめします。
次章では、記事の総まとめとして、“後悔しないためのポイント”を振り返ります。

まとめ|後悔しないホームページ制作のために今できること

ホームページは「作ること」が目的ではありません。
“成果につながる仕組み”として作り、育て、活用し続けることが本当の目的です。

今回のガイドでは、初めてホームページを制作する方に向けて、構成・デザイン・制作方法・費用感・SEO・運用まで、ゼロから全体像を理解できる内容をお届けしました。

ここで、今一度「後悔しないホームページ制作」のために重要なポイントを振り返ります。


✅ 1. 目的とターゲットを明確にする

  • 誰のために、何を伝えるためにホームページを作るのか
  • 集客、ブランディング、採用など、ゴールに合った構成を考えることが第一歩

✅ 2. 構成と導線を“ユーザー目線”で設計する

  • 必要なページは「目的」から逆算して決める
  • トップページは 7 つの要素を基本に
  • よくある質問、料金、実績、CTA なども設けると CV 率 UP

✅ 3. 制作方法・パートナーを慎重に選ぶ

  • 外注、自作、テンプレ型のいずれを選ぶにしても自分に合ったスタイルを見極める
  • 見積もりは内訳と作業範囲を必ず確認
  • 制作会社・フリーランスの違いも把握しておく

✅ 4. SEO と運用で“見つけてもらえるサイト”に育てる

  • キーワードの設計、見出しやタイトルへの工夫、構造化データの導入
  • 定期的なブログ更新やお知らせの発信で検索エンジンからの評価を高める
  • CMS を活用して、更新しやすい設計にしておくことが重要

✅ 5. 公開後の“育て方”を意識する

  • Search Console や Google マップ登録で露出を増やす
  • SNS やチラシと連携してアクセスを誘導
  • アクセス解析で改善サイクルを回す

最後に:小さく始めて、大きく育てる姿勢を忘れずに

完璧を目指すあまり、一歩を踏み出せない方も多いですが、ホームページは「改善できる媒体」であり、作って終わりではありません。
むしろ、“とりあえず公開して、反応を見て、改善する”という考え方が成功の鍵です。

KUBOYA では、そんな「初めてのホームページ制作」に寄り添いながら、企画・制作・運用まで一気通貫でサポートしています。
まずは気軽にご相談いただければ、あなたに最適な一歩をご提案します。


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オンライン相談や見積もりのみのご依頼も大歓迎です。


✅ 無料相談でできること

  • ホームページの目的や構成の整理
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続けて読みたい関連記事 👉 ホームページ制作の費用相場を完全解説|初期費・月額・機能別の料金一覧【2025 年版】

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